せろりのセオリー | Webサイト100選

Webデザイン未経験の私が、魅力的で優れたWebサイトを見て考察力、表現力を学ぶ学習サイトです。

No.49 人と尾道

■概要・視点

広島県南東部にある尾道市のプロモーションサイト。
最近では地方のプロモーションに力を入れた取り組みや、プロモーションサイトをよく見る。余白や画像の配置で、その土地ののんびりした雰囲気をうまく表現されていたため、今回レビューする。

 

 

■ターゲット

・地方への転居を検討している人。
・落ち着いた雰囲気の中で子育てをしたいと考えている家族。

 

 

■FV

「会いたい人ができると、そこは、帰りたいまちになる」というキャッチプレーズが白背景の中に浮かび、住んでいる人々の写真をスライドで表示。

せろりのセオリー/ Webサイト100選 No.49  人と尾道

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写真を幅いっぱい配置するのではなく、左右上下に余白を入れることで、写真のゆっくりとした動きともプラスされ、地方ののんびりとした感じが出ている。

仕事をしている人、家族、釣りを楽しんでいる人など、日常の写真を使うことで、土地での実際の生活がイメージしやすい。ライフステージのチェンジを考えている人にとっては、その土地の雰囲気を知ることが一番大事である。

せろりのセオリー/ Webサイト100選 No.49  人と尾道

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■特徴、レイアウト

FVの直下には動画と写真が配置されている。動画を入れることで、尾道での生活感をよりリアルに感じやすくなる。

写真と動画のサイズは統一されておらず、スクロールすると一見アンバランスな配置のように見えるが視覚誘導になっており、中央に文字を入れることでバランスが取られている。

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・人に会う旅を

尾道の人々をグリッドデザインで紹介。トップから縦文字を使っていたが、横文字も併用しすっきりとまとまりのあるレイアウトになっている。

せろりのセオリー/ Webサイト100選 No.49  人と尾道

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タイトルを右・左と交互にすることで視線誘導と、単調さが無くなりメリハリがつく。

 

 

文字ジャンプ率の極端な設定があるわけではないが、余白の取り方がうまく、縦文字や配置を工夫することでセクションの切り替わりが分かりやすくなっている。余白を使い地方のゆったりとした雰囲気が伝わってくるデザイン。

テキストは黒一色のみだが、フッターの尾道市の市章が唯一のアクセントカラーになっている。

 

 

■フォント

Times New Roman

 

 

■配色

・ベースカラー:#fff
・テキストカラー:#000

 

 

 

 

 

Webサイト:人と尾道

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