■概要
埼玉県のオリジナル品種でもある「あまりん」をはじめ、苺や野菜を生産・販売をしている農園のサイト。
■視点
農園のサイトは、作物を美味しそうと思ってもらえるのはもちろんのこと、他園との違いを明確化し差別化することで自農園のファンになってもらうことが大事である。イラストや写真・グラフを使い商品の魅力を引き出すポイントに着目しレビューする。
■ターゲット
・苺好きの全世代
■FV
農園自慢のイチゴが並べられた画像がとても印象的。完熟いちごと最高糖度20度という単語がすぐ目に入り、イチゴの甘さをスッとイメージさせる。イチゴを色んな角度から取られた写真がスライドで流れ、イチゴの断面はあまりまじまじと見ることもないのでインパクトがある。子供たちが苺を食べる写真は、小さい子でも安全に食べられ、人を笑顔にさせる魅力を感じさせる。イチゴのカラーである赤を使い、明るく元気な印象のFV。

せろりのセオリー/ Webサイト100選 No.79 矢島農園
ハンバーガーメニューを押すと、ナビゲーションが全面赤色を使い表示され、イチゴ感がたっぷり。右上から広がるように表示されるアニメーションもポップなサイトの印象とも合う。

せろりのセオリー/ Webサイト100選 No.79 矢島農園
トップページにハンバーガーメニューがあるが、少しスクロールするとイラストの下にもナビゲーションが配置されている。

せろりのセオリー/ Webサイト100選 No.79 矢島農園
■特徴
子供のイラストを入れることで温かみが増す。写真は丸や角丸の切り抜きにすることで、柔らかい印象になる。
・矢島農園の苺について
生産しているメインのイチゴを紹介。クリックするとそれぞれの詳細ページに飛ぶようになっている。

せろりのセオリー/ Webサイト100選 No.79 矢島農園
それぞれのイチゴを分析データのように紹介。番号を振ることで他の種類があることを示唆する。イチゴの断面図を見ることないため面白いし、いちごデータの内容がシンプルで分かりやすい。

せろりのセオリー/ Webサイト100選 No.79 矢島農園
あまりんについては埼玉オリジナルの新特産品ということもあり、テキストが多め。生産者の想いやこだわりを感じる。写真やテキストなど要素を重ねることで動きを出しているが、フォントの太さがありイラストもあるため若干情報過多になっているようにも感じる。TOPに戻るボタンもイラストが使われているため存在感が出ている。

せろりのセオリー/ Webサイト100選 No.79 矢島農園
・商品のラインアップ
ラインを入れることで情報が整理され見やすくなっている。

せろりのセオリー/ Webサイト100選 No.79 矢島農園
■フォント
・dnp-shuei-mgothic-std
■配色
・テキスト:#232323、#B91721、#fff
・アクセントカラー:#ECE24D、#62A9DC

せろりのセオリー/ Webサイト100選 No.79 矢島農園